第4回無料セミナーを開催しました!

第4回セミナー 「ビジョン実現の壁」は、オンライン参加の方を含めて大勢の方にご参加いただき、盛況のうちに終了しました!

「湧く沸くDXおおいた」では、これまでも「ビジョン」の大切さについて発信してきました。

今回のセミナーでは、「ビジョン・ハードル・ソリューション」をテーマに、運営事務局を務める株式会社ボーンレックス 植村宏司による講義を行いました。

その後、これまで検討を進めてきたビジョンをより言語化し、そのビジョンの実現を阻害する要因(ハードル)を抽出するグループワークや、DX宣言事業者とコンサルティングパートナーのマッチングを実施しました。

こちらでは、第4回セミナーの内容の一部をご紹介します。

講義「ビジョンとその重要性について」

運営事務局株式会社ボーンレックス 植村宏司

~ビジョンとその重要性について~

前回のセミナーでは、株式会社グランドールインターナショナルの今枝 良仁 氏に、DXを活用した業態変革についてご紹介いただきました。DXを進めていく具体的なイメージが湧いた方もいらっしゃるかと思います。詳しくは、第3回セミナーのイベントレポートをご覧ください!

https://wakuwaku-dx-oita.com/event-report/seminar-report-03/

今回は、植村から「DXにおけるビジョンを持つことの大切さ」「ビジョンを阻害するハードルへの向き合い方」「ソリューションの考え方」また、その3つが常に繋がっていて、トライアンドエラーを繰り返してゴールに向かっていくことの大切さをお伝えしました。

「ビジョン・ハードル・ソリューション」とは何か、具体的に見ていきましょう。

【ビジョンとは何か】

▪️ビジョンとは、ありたい姿・実現したい状態のこと。

「誰の、どういう状態を、将来どういう状態にしたいか」を明確にすること、ビジョンを言語化して自社のDXに関わる全ての人と共有し、理解してもらうことが大切。解像度を高めることが不可欠である。

▪️偶発的に生まれるアイデアを、思いつくままに試すのではなく、描いたビジョンに沿って考える。そうすることで、具体的なゴールのイメージにワクワクしたり、実現するための本質的な課題(ハードル)が見えてくる。本質的な課題(ハードル)を抽出することで初めて、ソリューションに繋げることができる。

▪️ビジョンを作るときに大切なことは、周囲の人や、世の中、市場、自分自身と対話をすること。

【ハードルとは】

課題に取り組む中で、必ずといっていいほど直面するハードル。これはよくある表面的な課題のことではありません。

▪️「何を解決したらありたい姿になるのか」を考える

▪️ビジョン実現へのハードルは複数存在することが多い。

▪️ハードルを1つずつ解決することで、ありたい姿に近づくイメージ。

【ソリューション】

▪️ハードルを乗り越える、または迂回する、その手段・解決策のこと。

ハードルを解決するために、ソリューションを考えることが大切。

Ex.)

勤怠管理サービス

在庫管理システム

AI

ドローン

▪️ソリューションはたくさんある。小さく試してみてもし違ったら、それを学びに変えて、次のソリューションを試す事ができる。

【ビジョン・ハードル・ソリューションのつながり】

▪️ビジョン・ハードル・ソリューションは切り離せない

この3つを行き来して深掘ることで、DXをブラッシュアップすることができる

▪️ビジョン・ハードルをきちんと抽出できれば可能性は無限大になる

グループワーク ~ビジョンと課題を抽出する~

グループワークでは、参加者が複数のグループに分かれて各事業者のビジョンやそれぞれの想いを言葉にしました。十人十色の想いがあり、DX宣言事業者、コンサルティングパートナー、ソリューションパートナー、それぞれの立場からありたい姿に向かって挑戦する未来にワクワクしていく、そんなディスカッションになりました。